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2010/10/28

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
東京国際映画祭 舞台挨拶レポート


10月23日に華々しく開幕した第23回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が出品。

本作は、"みーまー"の略称で知られ、累計100万部を突破した入間人間(いるまひとま)さんの原作を、インディーズ時代から、そのユニークな映像表現で注目されていた瀬田なつき監督が大胆にキュート、愛らしくポップ、シニカルで残酷に描いた作品。

25日に行われました舞台挨拶の模様をご報告します!
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日時:10月25日(月)
開催場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
登壇者:大政 絢、染谷将太、田畑智子、瀬田なつき監督 ※敬称略
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《 ご挨拶 》
大政絢さん
皆さん、こんにちは。
今回、東京国際映画祭で上映されるということでとても嬉しいです。
ピュアでまっすぐな映画になっていて、過去の残酷な部分もあったり、色々な感情がある映画になっています。最初から最後まで飽きない映画となっておりますので、楽しんで帰って下さい。

染谷将太さん
本日はご来場ありがとうございます。
可愛くて残酷な映画ですが・・・その両面性を楽しんで下さい。

田畑智子さん
映像から風が吹いているような、新しい映画です。
内容は残酷なのはずなのに、それをさらっと見られるところが面白いと思いました。
是非、楽しんで下さい。

瀬田なつき監督
今日、皆さんがこの作品の初めてのお客さんとなるので、どう感じていただけるのか緊張しています。
必死で作った映画ですので、全力で楽しんで頂ければと思います。

みーくんとまーちゃんは、非常に密接な関係ですよね。
大政さんは、みーくんみたいな男性はどうですか?

大政絢さん
みーくんは、まーちゃんに対してとっても一途に恋愛しているので、傍から見るとまーちゃんは幸せ者だなぁと思います。まーちゃんが愛されていて羨ましいですし、まーちゃんもみーくんもお互い思い合っていて、そういう関係が素敵だなと思います。

田畑さんはいかがですか?
田畑智子さん
凄く痛々しいほどに頑張っている姿や、対人に対する態度が素敵だと感じました。
一途ですし、相手をそこまで思えるというのは素晴らしいですね。

そして、染谷さん、タイトルどおり、まーちゃんは壊れているわけなのですが、まーちゃんみたいな女性はどうですか?
染谷将太さん
難しい質問ですね。いや〜きっと守ってあげたくなるのではないでしょうか。
まーちゃんの"何か"を信じるしかないですよね。

そして、演じられているみーくんは"嘘つき"ですが、この作品を通して、"嘘"に関して何か考えたことはありますか?
染谷将太さん
改めて思ったのですが、嘘って良い面も悪い面もありますよね。
みーくんはまーちゃんを思って嘘をついているので、素敵な嘘というのをより深く感じました。

この映画の中には、ある決め台詞がありますが、どんな風に演じられましたか?
染谷将太さん
最初、監督とスタッフとキャストで、どうやったらあの決め台詞が実写で伝わるのか・・と話し合ったのですが、結局あるルールを決めまして、そのルールにそってみんなでアイデアを持ち寄りました。

では今"嘘"というキーワードが出ましたが、大政さん、嘘つきの男性ってどうですか?
大政絢さん
さっき、みーくん(染谷さん)も言われていたんですけど、相手を思う良い嘘があったり、本当にダメな嘘もあったり、色々な嘘があると思うんです。
ですので、確信を持って嘘つきが嫌だとは言えないですけど、良い嘘ならついてもいいんじゃないかなって。
相手を思う気持ちがあってついている嘘ならいいんじゃないかと思います。いやな嘘は嫌ですけどね(笑)

田畑さん、先ほども"新しい映画"とおっしゃっていましたが、今回瀬田監督と一緒に撮影して、どういうところが新しかったですか?
田畑智子さん
まず、現場での撮り方が、今まで経験したことがないことが多かったんです。観ていただければ、分かって頂けるかと思うのですが。
撮っている映像がどうなるのかわからなくて、観てやっとわかりました。なので、凄く楽しい現場でしたね。

監督、必死になって撮られたと先ほどおっしゃっていましたがどのあたりが一番大変でしたか?
瀬田なつき監督
初めての商業映画だったので、もう全てが大変でした。でも凄く楽しかったです。
キャストやスタッフの方にも"頑張って"と言われ、皆さんに見守られて、全力を出し切る現場を作っていきました。

非常に原作がパンチが効いていますので、その映像化に際してはプレッシャーもあったのではないですか?
瀬田なつき監督
原作が非常に大胆な世界観だったので、それを映像するにあたり、どこを一番メインにするかを悩みました。
結果、2人のラブストーリーをメインに再構築していった感じです。
是非、原作ファンの方も、映画と原作の差を探して、楽しんでいただければと思います。

最後に監督からひと言お願いします
瀬田なつき監督
色々冒険したので「これが映画だ」という概念を壊し・・・はしないまでも、色々と考えて、発見して、柔らか頭で観ていただければと思います。