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監督
マキノ(津川)雅彦 

1940年京都出身。祖父に“日本映画の父”牧野省三、父に沢村國太郎、兄が俳優の長門裕之、父方の叔父叔母に加東大介、沢村貞子、母方の叔父がマキノ雅弘監督、マキノ光雄東映専務という文字通り芸能一家に育つ。父が主催する劇団新演技座に子役出演したのを皮切りに、様々な大映映画に出演。正式なデビュー作は映画『狂った果実』(56)。以来俳優として実績を重ね、東陽一の『マノン』でブルーリボン助演男優賞受賞、『マルサの女』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞するなど、数々の伊丹十三作品で強烈な存在感を示した。そして、『別れぬ理由』(98)で毎日映画コンクール主演男優賞受賞し、『プライド』(98)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど日本映画界を牽引する俳優として活躍。また、叔父マキノ雅弘から監督名として「マキノ」姓を名乗る許可を得て、映画『寝ずの番』(06)で鮮烈な監督デビューを飾り、見事大ヒットを収めた。本作撮影後に『旭山動物園物語〜ペンギンが空をとぶ〜』(来春公開)で早くも監督第三弾に挑戦。役者としてのみならず、監督としてますます脂の乗った円熟の境地のさなかにある。

マキノ(津川)雅彦

脚本
大森寿美男 

1967年神奈川県出身。演劇活動を経て、映画・TVの脚本家として活躍。マキノ雅彦監督とは『寝ずの番』に続きコンビを組む。昨年のNHK大河ドラマ『風林火山』の脚本を担当、ほかに映画『39 刑法第三十九条』(99)、『花田少年史』(06)、NHK連続テレビ小説『てるてる家族』(03)、『クライマーズ・ハイ』(05)などがある。

殺陣
玄海竜二 

1956年大分県生まれ。九州演劇協会会長。父、二代目片岡長次郎、母、丘輝美の元で4歳で初舞台を踏む。15歳で玄海竜二を襲名。1982年に片岡演劇道場を設立し、公演を行う。会長として多くの劇団や役者を束ね、旅役者の地位向上に尽力し続ける大衆演劇界の第一人者。「壱多富竜(ワンダフル)一座」などを通して、津川雅彦、奥田瑛二などの多くの俳優との親交をもち、『寝ずの番』(06)に友情出演、『るにん』(04)では所作指導・殺陣指導なども担当した。

音楽
宇崎竜童 

1946年京都府出身。1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。『港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ』等数々のヒット曲を生み出すと共に、作曲家として楽曲提供も行う。映画音楽では『駅ーSTATION』(82)で日本アカデミー賞最優秀音楽賞、『社葬』(89)で同賞優秀音楽賞受賞。演劇の劇場音楽も手掛け、第13回読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞。本作では主題歌『旅姿三人男』も担当している。