はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
60億km、2592日、宇宙を旅した。
碧く輝く地球に帰るために――
NEWS

INTRODUCTION
2003年5月9日。小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」に向け長い旅に出た。
本体わずか1m×1.6m×1.1mの小さな体の「はやぶさ」の使命は3つ。第1のミッションは、地球スイングバイ(地球の重力を利用して「はやぶさ」の速度や軌道を変える事)によって「イトカワ」に到達すること。
第2のミッションは、地球との通信に往復約30分かかるため、色々なことを学習しながら、自分の居る場所や行くべき方向を「はやぶさ」自身で判断する自律制御を行うこと。
そして第3のミッションは、惑星がどのように誕生したのか、太陽系が生まれたころの様子を知る手がかりが残っていると考えられている小惑星「イトカワ」の”かけら”を必ず地球に持ち帰ること。
そんな「はやぶさ」を待ち受けていたのは数々の困難だった。
度重なる燃料漏れ、予期せぬ機体のダメージ、失敗を経てもなお諦めずに「イトカワ」への着陸を試みた後の通信の途絶、そして全エンジンの異常停止・・・
2007年夏にはミッションを完了するはずだった「はやぶさ」。
2010年6月13日。「はやぶさ」は、流星となって地球に戻ってきた――
本作品は、「HAYABUSA BACK TO THE EARTH 帰還バージョン」をデジタル・シネマにて上映いたします。プラネタリウムでは体感できない最高のクオリティでお楽しみください!
『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』
パンフレット内の文字表記に関するお詫びと訂正
『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』劇場用プログラムにおきまして、 一部表記に誤りがございました。深くお詫び申し上げます。訂正詳細につきましては、ニュースページをご参照下さい。
【宣伝に関するお問合せ】
hayabusa@kadokawa.co.jp
CAST
- 篠田三郎
- 小惑星探査機「はやぶさ」
- 小惑星「イトカワ」
- 地球スイングバイ
STAFF
- 監督・シナリオ・絵コンテ: 上坂浩光
- 総合プロデューサー: 飯山青海
- プロデューサー: 上坂浩光、田部一志
- シナリオ: 高畠規子
- CG制作: (有)ライブ、 畑間隆幸 伊東整、日高 肇、執行正義、下山田和弘 他...
- 音楽プロデューサー: 安念渡馬
- 作曲: 酒井義久
- 音楽録音: 小幡幹男
- ミキシング: 前島慶太
- 音響効果: 山内 悟
第52回科学技術映像祭 科学教養部門 文部科学大臣賞 受賞
製作国:日本
配給:角川映画・フィルムインク
カラー/46分