角川映画オススメシネマ映子の部屋-EIKO's ROOM-

今月のピックアップ・バックナンバー

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第3回「スポーツと映画は相性がいい!」


 今一番ポピュラーなスポーツはサッカーですが、少し前までは野球でしたよね?大映はプロ野球のオーナーだった時期があります。

 野球映画で映子がいちばん好きなのは『ダイナマイトどんどん』。組同士の抗争が激しい九州のとある街、手を焼いた警察署長が「野球で勝負つけろ」とまさかの提案。小料理屋の美人女将にぞっこんな主人公(菅原文太)が発奮しているところへ、恋敵(北大路欣也)が帰ってくる。これが豪腕ピッチャーで…という岡本喜八監督の人情喜劇。

 『ミスター・ルーキー』。『ポストマン』でも主演した長嶋一茂が演じるのは、平凡なサラリーマン。彼の裏の顔、それは阪神のため甲子園にだけ現れる、謎の覆面ピッチャー。阪神ファンでないあなたも、家族愛と野球愛に打たれます。本人役で登場する選手たちがいい味だしてます。

 昨年亡くなった阿久悠原作の『瀬戸内少年野球団 青春篇 最後の楽園』も。トシちゃ〜ん!

 最近では『バッテリー』も爽やかでした。林遣都くんは『ダイブ!!』でも主演。若い役者が一作一作成長してゆく姿をみるのは、ミーハーの青田買いとして正しい道。NHKでドラマも始まりました。天才ピッチャー・巧役を中山優馬くんが演じています。

 シリアスな野球モノとしては『黒の死球』。スカウトにからむ疑惑に宇津井健が挑むサスペンス。【黒】シリーズは産業スパイモノなどでシリーズ化された人気作です。

 モータースポーツといえば、草刈正雄主演の『汚れた英雄』。レースシーンの爆音とローズマリー・バトラーが歌う主題歌が耳に残ってます。

 タイトルが凄い『セックス・チェック 第二の性』は陸上の話。監督は増村保造。

 『卓球温泉』も愛らしい映画だし、ピンポンに興じる若尾文子が、お金持ちのぼんぼん・川崎敬三に見初められる『青空娘』も忘れ難い。

 先月紹介した『土俵祭』のほかに、相撲で忘れちゃいけない『シコふんじゃった。』。横綱・白鵬関の化粧回しに「大映」の文字が光っているのは、なぜかご存知?『羅生門』がベネチア国際映画祭グランプリを受賞したのを記念して、当時人気絶頂だった吉葉山関に贈られた品だからですって。感慨深いわ。

 周防監督といえば『Shall we ダンス?』。競技ダンスはオリンピック種目になるという噂もありました。


 銀幕という大画面でスポーツ映画を見ると迫力が違います。だからこそ映画とスポーツは相性がいいのではないかしら。

 というわけで、頑張れニッポン!

ダイナマイトどんどん

製作年:1978年

ひとり残らずデッドボールでぶち殺しチャれ!

巨匠・岡本喜八監督が、喜八映画の常連と東映任侠映画のキャストを得て、作り上げた、コミカルで痛快なスポーツやくざ映画!

バッテリー

製作年:2006年

いまだからこそ、できることがある。
累計1000万部へ。ベストセラー小説、待望の映画化。

黒の死球

製作年:1963年

宇津井健主演
華麗で非常なプロ野球界の舞台裏を描く、緊張感溢れる推理劇
人気の【黒】シリーズ!

汚れた英雄

製作年:1982年

0.1秒のエクスタシー

セックス・チェック第二の性

製作年:1968年

血へどを吐く猛訓練のあとのあくなき愛撫!
セックス・チェックが追いつめた選手とコーチの異常な関係!

青空娘

製作年:1957年

たとえ外は嵐でも、私の心は太陽でいっぱい・・・
逆境にめげぬ乙女の行動が深い共感を呼ぶ!

シコふんじゃった。

製作年:1992年

女のコにはわからない。肌にくい込むまわしの快感。男の美学がここにある。

Shall we ダンス?

製作年:1996年

もう一度、人生に恋してみよう。