角川映画オススメシネマ映子の部屋-EIKO's ROOM-

今月のピックアップ・バックナンバー

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第18回「南の島へ行ってみよう!」

本来、夏休み時期に取り扱うべき、南の島特集。そこを敢えて9月に特集を組むのが映子魂。武一はこの夏、中国・海南島に出掛けました。夏休みにバカンスへ出掛けられた方は思い出と共に、バカンスどころではなかった方は行ったつもりでご覧ください。

さて、『南の島のフリムン』の舞台は沖縄。お笑いコンビのガレッジセール・ゴリの長編監督デビュー作。“うちなーんちゅ”ならではの沖縄ネタ満載の楽しい映画です。因みに “フリムン”とは、沖縄の方言で「愛すべきおバカさん」とのことです。

先ずは、沖縄が舞台の作品を3本紹介。
『サウスバウンド』は、作品の中盤から西表島が舞台になります。反体制的で破天荒な父親を温かく見守る家族のお話。豊川悦司が破天荒な父親を演じ、新境地を開拓しました。西表島の透き通るような青空が印象的です。

『Aサインデイズ』は、アメリカ統治下、最後の6年間が舞台。“Aサイン”とは、「米軍から許可された(Approved)飲食店」の意味。衛生・施設面で厳しい審査があり、“Aサイン”を掲げないと米軍人・軍属を相手に商売が出来ず、飲食店には死活問題でした。物語は、そんなAサインバーでロックにすべてを燃やすひとりの女性の愛と青春の日々を描いています。

『友よ、静かに瞑れ』は、沖縄にある架空の港町“多満里”が舞台。藤 竜也演じる流れ者・新藤が、金に物を言わせて住民はおろか、警察まで買収して再開発を進める悪徳建設業者に挑んだ旧友を助けるために孤軍奮闘するハードボイルド映画。パンフレットの表紙は、藤 竜也がグラサンを掛け血塗れた包帯を拳に巻き、何故かレモンを握りつぶしている写真が使われていて、強烈。漢(おとこ)を感じさせる骨太な作品です。何故レモンを握りつぶしているのかは、作品をご覧頂ければ分かります。


続いて南の島が舞台の作品を2本紹介。
『天国にいちばん近い島』は、原田知世のメガネっ子姿が印象に残る、ニューカレドニアが舞台の作品。知世ファンには、同名主題歌と、ドラム缶風呂で号泣するシーンの記憶が強いのではないでしょうか?

『幸せの1ページ』は、南太平洋に浮かぶ架空の孤島が舞台。ジョディ・フォスター演ずる引きこもりベストセラー作家が、南の島で暮らす少女・ニムからSOSメールを受け取ったことから、人生が変る冒険へと旅立ちます。


さて、前回にお知らせした、市川雷蔵映画祭『大雷蔵祭』で上映する作品が決定しました。
詳細は追ってお知らせいたしますので、引き続き特設サイトをチェックしてみてください。

南の島のフリムン

製作年:2009年

フツーじゃないのがフツーです。
8月29日(土)[角川シネマ新宿]ほか全国ロードショー!!

サウスバウンド

製作年:

父は元過激派だ。
税金なら納めん!学校へなんか行かなくていい!!
沖縄を舞台に型破りな父親と少年の交流を描いた豪快エンターテインメント。

Aサインデイズ

製作年:1989年

舞台は沖縄。ロックにすべてを燃やすひとりの女性の愛と青春の日々を描く。

友よ、静かに瞑れ

製作年:1985年

原作は現代ハードボイルド小説の先鋭・北方謙三の同名小説。全編ハードなアクションと冷徹な抒情で見せる男性ロマン!

昔日の友よ、恋人よ―、南国の太陽の下、危険な匂いが男をかりたてる。北方謙三のハードボイルド世界が鮮烈な映像となってスクリーンを疾走する。

天国にいちばん近い島

製作年:1984年

私がみつけた、愛と夢をあげる

幸せの1ページ

製作年:

アカデミー賞女優ジョディ・フォスター主演、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン、「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラーが贈るハリウッド超大作。
2009年2月13日(金)DVD、発売&レンタル開始
※ブルーレイ同時発売