角川映画オススメシネマ映子の部屋-EIKO's ROOM-

今月のピックアップ・バックナンバー

今月のピックアップ・バックナンバー

第10回「旭山動物園公開記念 動物がいっぱい!!」

 2009年も乙女の目線でバンバンいい映画を発掘してゆきますよ!よろしくお付き合いの程を。

 人に一番身近な動物はペット、犬と猫ですよね。黒澤明監督の遺作『まあだだよ』。メインテーマは師弟愛ですが、猫愛も丁寧にエピソードとして描かれます。監督自身は犬を飼っていらしたそうですが、猫も好きだったのかも。内田百閒先生の原作は「ノラや」。主役の先生役・松村達雄さんの優しい呼びかけを思い出すだけで、泣ける。2月にブルーレイが発売になります。
『いぬのえいが』。犬を飼っていた経験のある人は、涙なくては観られないという逸品。ハンカチを用意してみて欲しいオムニバス。

 アニメーションを4本紹介しておきましょう。  『ポストペットモモ便』。国民的アイドルといってもいい、ももいろのくまとその仲間たちが大活躍!オリジナルキャラ“ゴダール先生”にもご注目を。ご本尊から怒られないかなぁと思いながら愛でています。あ、ゴダール先生だけは人間です。
 深く考えさせられ、大人の鑑賞におススメのアニメーション作品なら、こちら。  『もうひとつのどうぶつえん 絶滅動物ものがたり ドードーたちの時代篇/マンモスたちの時代篇』は、絶滅してしまった動物たちを紹介し、想像力を刺激するデジタル絵本。ナレーションはChara。1月30日DVDで登場。プレゼントにいいかも。『銀河鉄道の夜』。宮沢賢治の名作をアニメ化。ねこで!音楽は細野晴臣。『アタゴオルは猫の森』は伝説のコミックが3G-CGアニメで楽しめます。『ウォーターシップダウンのうさぎたち』はうさぎたちが主人公。深遠です。

 『トゥーブラザーズ』『子熊物語』もいいですね。どちらも『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の巨匠・ジャン=ジャック・アノー監督作品。親や兄弟と離れてしまった動物たちが主人公の物語。

 生命の神秘や、自然への畏敬というテーマでは『グレート・ビギン』『WATARIDORI』、『クジラの島の少女』
 『グレート・ビギン』や『WATARIDORI』は大ヒットしたネイチャードキュメンタリー。  『クジラの島の少女』はニュージーランドが舞台。自らのアイデンティティと向き合う女の子の成長とクジラの物語。監督のニキ・カーロはこのあとハリウッドで、シャーリーズ・セロン主演の『スタンド・アップ』を撮りました。

 動物園という場所は、愛が満ちた場所ですよね。家族愛や兄弟愛、自分とは違う種(しゅ)を尊重することなんかを、言葉に頼らず体感できる場所のような気がします。

まあだだよ

製作年:1993年

心温まる師弟の交流を描く巨匠・黒澤明の最後の監督作品。

いぬのえいが

製作年:2004年

かわいい!たのしい! だけどちょっぴり切ない!
思いっきり笑って泣ける珠玉のエンターテイメント♪

ポストペットモモ便

製作年:2004年

大事な手紙は、モモにおまかせ!

ウォーターシップダウンのうさぎたち

製作年:1978年

ここはもう危険だ!仲間たちの遥かなる理想の丘をめざして走れ!

トゥー・ブラザーズ

製作年:2004年

なぜ、引き裂かれ、闘わなければならないのか?血を分けた兄弟たちよ――。
監督・原作・脚本・製作「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「子熊物語」「スターリングラード」
世界の巨匠ジャン=ジャック・アノー 早くも最高傑作の呼び声。

子熊物語

製作年:1989年

母を亡くした子熊の大冒険!
すべてを包み込む大自然の偉大さ震えるほどの感動と興奮が生まれる!!

グレート・ビギン

製作年:2004年

全人類必見!胎児だった全ての人に贈る、1時間21分:命の旅。
製作年数16年!「ヒトはどこから来たのか」という永遠の謎に迫る!

WATARIDORI

製作年:2001年

それは、"必ず戻ってくる"という約束の物語。
本国フランスでは280万人以上を動員するという記録的大ヒット!!
世界各国でも熱狂的な賞賛と感動をもって迎えられ、セザール賞も受賞!!