となり町戦争

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となり町戦争予告

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Introduction -イントロダクション-

面白いから恐くなる。
サプライズ小説、完全映画化!

2005年、第17回小説すばる新人賞の選考会で議論を引き起こし、多くの作家や批評家、また各界の著名人たちから絶賛された衝撃の小説が遂に映画化となる。著者は本作でデビューを果たし、“10年に1度、出るか出ないかの逸材”と賞賛を受け、一躍文学界の注目の的となった三崎亜記。新人とは到底思えないその表現力と高い完成度から同賞を受賞し、05年1月に発売されるや、新人としては異例の売り上げを記録。現在も版を重ねている。

静かな日常と、“見えない”戦争が並走する世界を描いた本作は、決して激しくなく、静かに表現することで戦争本来の怖さを伝える。著者の三崎はこう話す。
「私は反戦小説を書いたつもりはありません。戦争の音や光、気配を感じ取ることのできない現実と、いつのまにか無意識に戦争に加担していく若者の姿を描きました」。

主人公は自分の置かれている非常事態を理解できぬまま、しかしいつの間にか巻き込まれ、協力していく。一見、絵空事のようにも思えるが、これは真に我々に最も身近な戦争である。我々の周りのあらゆる一線、それを越えた瞬間に戦争は起こりかねない。ここに描かれたリアリティは、たしかな恐怖、そして共感を呼ぶに違いない。

となり町戦争

【原作本の書評より】

「卓抜な批評性か、無意識の天才か。いずれにせよ桁はずれの白昼夢だ」
作家 五木寛之(選評より)

「死体描写も戦闘シーンもないのに、戦死者だけは着々と増えてゆく。悲惨な出来事にフィルターがかかったようなその描写は逆にリアルで、戦争反対を唱えながらジャンクフードを食べている私たちに、強い説得力をもたらす」
2月3日 Weeklyぴあ

「怖くて、感動的な作品です。それは、戦時下の、いったい何が起こっているのかまったく分からないまま、確実に巻き込まれていくという不条理な感覚が鮮やかに描かれているからです」
4月10日 週刊現代 作家・演出家 鴻上尚史

「この小説は戦争の実態を書こうとしたものではなく、戦争に現実感を抱けない私たち自身の不気味な自画像なのだ」
2月16日 読売新聞

「骨格は奇抜、文章も軽妙だが描くところは真摯。ぬるま湯につかった日常に鮮やかな一石を投じた傑作」
3月14日 毎日新聞

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◆お答えします。

舞坂町役場 対森見町戦争推進室
担当者/香西

Q なんで戦争やってるんですか?
A それは町の活性化のため、つまり町おこしの一環です。

Q 車が一方通行を逆走しても良いのですか?
A 大丈夫。戦時特任車輌ですから!

Q 偵察業務辞令交付式について教えてください。
A 盗聴の可能性があり、詳細は(電話では)言えません。

Q 本当に戦争やってるんですか?
A 大丈夫です!行政事業ですからちゃんと遂行されています。

Q 町長の公約を教えてください。
A 全世代挙兵です。子供も含め銃弾の装着ぐらいはできることを目指しています。

Q 誰が戦っているんですか?
A 自治体規模の戦争に国家公務員は参加できません。志願していただいた一般町民です。

Q 戦死者の詳細を教えてください。
A プライバシー保護法により、公表できません。

Q 森見町への潜入偵察のため、本当に結婚するんですか?
A これは協約違反になりますので内密にお願いします。本当です。

Q 結婚相手にどうして俺を撰んだんです?
A ・・・・住基ネットです。

Q ・・・・・・・・・・・
A 他に質問がなければ、戦地へお向かいください。

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