鉄道員IL FERROVIERE

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全篇に流れる温かい人間愛--。
世界中を感動の涙で包んだ不朽の名作。

鉄道員

INTRODUCTION

「誘惑されて棄てられて」「イタリア式離婚狂想曲」など監督として評価が高いピエトロ・ジェルミの本作は、彼が頑固一徹な初老の父親を演じ、俳優としての地位も確立した作品。

50歳のクリスマスを迎えた鉄道機関士のアンドレアは、末っ子のサンドロから英雄のように慕われている。
長男と長女は、父親の厳格な態度に反発するも、家族を見守る優しい母のお陰で平穏な日々を送っていた。だが長女の流産で心を痛めていたアンドレアに事件は起きた。
彼が運転する機関車に若者が身を投げたのだ。やり切れない気持ちの中、今度は誤って妻に手をあげてしまったアンドレアと、母親思いの長男とが衝突。家族の絆が少しずつ失われ始めた・・・。

「靴みがき」「自転車泥棒」のヴィットリオ・デ・シーカの“ネオレアリズモ”の流れを汲むピエトロ・ジェルミは、主人公である鉄道機関士の苦悩、家族の絆、友情の素晴らしさを、サンドロ少年のいたいけな目を通して描き、逞しく生きる庶民に対して温かい愛情を注いでいる。
サンドロ少年の愛らしい笑顔とは対象的に、切ないほどの哀しい旋律が心の奥に響くまさに名作である。

CAST

  • ピエトロ・ジェルミ
  • ルイザ・デラ・ノーチェ
  • エドアルド・ノヴォラ
  • シルヴァ・コシナ
  • サーロ・ウルツィ

STAFF

  • 監督: ピエトロ・ジェルミ
  • 製作: カルロ・ポンティ
  • 原案: アルフレード・ジャンネッティ
  • 脚本: ピエトロ・ジェルミ、アルフレード・ジャンネッティ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
  • 撮影: レオニーダ・バルボーニ
  • 音楽: カルロ・ルスティケリ

1956年カンヌ国際映画祭 国際カトリック事務局賞/1956年サンセバスチャン映画祭 最優秀外国映画賞・最優秀女優賞(ルイザ・デラ・ノーチェ) 他

製作年:1956年/製作国:イタリア
モノクロ/1時間55分/7巻/3152m/スタンダード/モノラル