Story -ストーリー-

人と魔物の大きな戦い「人魔戦争」が終結してから、およそ10年――。人々は根源たる力・エアルによって、繁栄を築き上げようとしていた。結晶化したエアルは魔核と呼ばれ、それは魔導器の動力源となり暮らしに欠かせぬあらゆるものから、町を護る結界まで作り出した。先の皇帝が崩御したのち、帝国では空位状態が続いてはいたが、世界は概ね平和に見えた――。

騎士団にあこがれて、理想を胸に入団したユーリ・ローウェル。規律と正義を重んじるフレン・シーフォ。ふたりは帝都ザーフィアスの下町で育った幼なじみ同士。偶然に入団式で数年ぶりの再会を果たしたのだった。騎士団員として行動を共にしながらも反発しあうユーリとフレン。だが帝国全体を巻き込む陰謀の潮流は、ふたりをその濁流の中に呑み込もうとしていた。人智を超えた力が支配する世界で、ユーリとフレンはいかなる選択をするのか……。