約束Over the Border

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イ・ジュンギ氏推薦!

愛と痛みを経験した主人公の姿が
多くの韓国人に深い感動を与えたように
二人の美しく切実な愛に、日本の皆さんも
深く感動し、共感すると確信しています。
イ・ジュンギ

あなたをずっと待っていたのに
国境に引き裂かれた男女の、哀切なラブストーリー

Introduction -プロダクションノート-

完璧に再現された北の名所

 製作陣は、当初、北の場面は北朝鮮の現地で撮りたいと考えていたが、許可されなかった。そのため、北出身のスタッフとともに韓国全土を歩き回って北とよく似た風景を探し出し、ピョンヤン市街地のシーンでは、徹底した考証にもとづいてCGの助けも借り、北の地を再現させたのだ。ソノが脱北直前にホルンを吹くのは、ピョンヤン大劇場。4分ほどの場面に5億ウォンを投入し、1500名あまりのエキストラを動員して撮影した。舞台で演じられるのは、北朝鮮の五大革命歌劇「党の真の娘」だ。また、ソノとヨナが初めて出会うのは、キム・イルソン広場の設定。この日はキム・イルソンの生誕を祝う北朝鮮最大の祝日、4・15太陽節だ。撮影はテジョン市の市役所前広場でおこなわれ、地下鉄ヨングァン駅の駅舎も近くに建てられた。2人がデートするテソンサン遊園地の撮影は、プサン近郊キメ市にある閉鎖された遊園地でおこなわれた。ファースト・キスを交わすのは、柳の並木で有名なポトンガンの川辺の設定で、撮影はソウル市を流れるハンガンの人工島、ソレ島でおこなわれた。どの場面でも、ローラーコースター、自転車、電灯、絵看板や飲み物にいたるまで、ディテールのひとつひとつを現地そっくりに再現している。

ピョンヤン冷麺の味

 冷麺といえばピョンヤン冷麺。そば粉を使っているのが特徴だ。ヨナは冷麺を食べて「冷麺の汁が変わりましたね。調味料を入れすぎだわ」とソノに言う。数年後、キョンジュに「ピョンヤンの冷麺はおいしい?」と聞かれ、ソノは「もちろん。南の冷麺は味で負けています。くらべものになりません。南のは調味料の入れすぎで汁がまずい」と答える。冷麺の本場はピョンヤンということは韓国でも常識だから、ソノの家族が経営するモランボン・ライブ食堂の名物料理もピョンヤン冷麺なのだ。ヨナとソノがデートで冷麺を食べていたのは、ピョンヤンで一番と言われているオクリュ館という設定だ。撮影のため、韓国でもっとも有名な北朝鮮料理の専門家によって作られたピョンヤン冷麺は最高の味だった。スタッフは、このシーンのために実際にピョンヤンのオクリュ館を訪れ、接待係の様子をスケッチしてくるなど細部までこだわった。

ソノとヨナが再会を果たす場所

 ヨナが韓国に来たという知らせを受け、ソノが呆然としながら向かったのは、脱北者定着支援施設のハナ院。ソウルから100kmほど離れたアンソン市にある施設で、99年に韓国政府が開いた。入所者は10週間ここに滞在し、韓国の生活様式や外来語を習得、また職業訓練も受ける。02年には入所者が1000人を超え、04年に施設を増設、2400人の受け入れが可能になった。なお、再会の前、ヨナが北で結婚してしまったと聞いてソノがスクーターを走らせるオドゥ山統一展望台は、ソウルから北へ約1時間半、パジュ市に位置している。ハンガンとイムジンガンが合流する地点、38度線から3km、非武装地帯(DMZ)の手前にある山の上に建てられ、92年にオープンした。北を眺められるこの場所で、ソノはヨナの不実をうらんで泣いたのだ。

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