Introduction -プロダクションノート-

イサム・ノグチ(1904-1988)

20世紀のアメリカ美術界を生きた彫刻芸術家。生・アメリカLA 没・アメリカNY
父・日本人詩人の野口米次郎、母・アメリカ人のレオニー・ギルモア。
3歳から11年間を明治時代の日本で過ごした後、アメリカに渡って彫刻家を志す。
肖像彫刻、マーサ・グラハムの舞台美術等を経て、家具、パブリックアート、庭園、公園ほか環境・空間をデザイン。幅広い芸術活動で「地球を彫刻した男」と呼ばれる。
プライベートでは女優の山口淑子と結婚したが後に離婚。
急逝後もイベントが相次ぎ、インテリアファンや一般の若者の間で人気が高い。
宇多田ヒカルや香取慎吾などの著名人もイサムファンを公言。


芸術家の原点 ― 母 レオニー ―

「僕がどうしてアーティストになったかというのは、母がどう生きたかということと深く結びついている」とイサムは語るほどの母レオニーだが、その生涯や人物については長らく不詳だった。
本作では、我が子の芸術的才能をいち早く見抜き、日本の自然美や伝統文化を培い、イサムを後押しした母に、世界で初めてスポットライトをあてる。