祇園の姉妹

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月のしずくに濡れながら、祇園人形はなぜ泣くのだろ

真実の恋が許されぬ街に、新しい女も古い女も、
ささやかな幸せを求めて涙のあとに紅をおく!

祇園の姉妹

INTRODUCTION

花柳の世界に、正しく生きることを望む姉妹の相剋と情愛を描き、清い感動と甘い哀愁を呼ぶ魅力的な一篇。
主演の美貌の芸者三姉妹には宝塚の明眸スター、長谷川一夫の愛娘が名も小野道子と改め大映と専属契約後の第一回作品として出演。その姉には木暮実千代、末の妹−−ほんとうは末の妹は長姉の子なのですが−−に中村玉緒という魅力の顔合わせ。
そして、若い世代だけが持つ純粋な行動力で魅力を示す青年木村に勝新太郎。
監督にはメロドラマの名匠野村浩将、原作には溝口健二と依田義賢、脚本はいわゆる祇園ものを手がけて幾多の名作を生んだ第一人者、依田義賢。

その美しさもとりどりに、姉は人情に生き、妹は傳統に反逆する!
粧える女たちの悲しいさだめに、ぼんぼりうるむ祇園の春


京都の伝統の花街祇園で美人三姉妹の芸者として名の通っている美津次、美津ひろ、美津丸。実は舞妓の美津丸は姉美津次の子であり、美津次と美津ひろの姉妹は二人で一軒の家を持ち、自前芸者として一生懸命働いていた。
その家に、美津次の以前の旦那である古沢が北海道の事業に失敗し彼女を頼り居候にやってきたことから、姉妹の間に鋭い対立が起こった。このままおいてあげたいという美津次の古沢への愛情を、美津ひろは古い義理人情と決めつけて新しい旦那をつくれと迫る。
そして、美津ひろは自分に好意を寄せる呉服問屋の若番頭・木村を利用して古沢を家から追い出すのだが…。

夢の祇園に恋の泣き笑い、現代の縮図を花街の一点に集めて、あるいは美しく、あるいは激しく、女ごゝろの哀しさを描く。

CAST

  • 小野道子
  • 木暮実千代
  • 中村玉緒
  • 勝 新太郎
  • 進藤英太郎
  • 万代峰子
  • 浪花千栄子

STAFF

  • 監督: 野村 浩将
  • 脚本: 依田 義賢
  • 原作: 溝口 健二、依田 義賢
  • 音楽: 大森 盛太郎

製作年:1956年/製作国:日本/製作:大映
配給:大映
モノクロ/1時間30分/10巻/2478m/スタンダード/モノラル