ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン

伝説の名作『赤い風船』への美しいオマージュ

ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン

INTRODUCTION

台湾の名匠ホウ・シャオシェンが贈る 伝説の名作『赤い風船』への美しいオマージュ

7歳の少年シモンは駅前で赤い風船を見つけるが、手が届かない。諦めてメトロに乗り込んだが、風船は彼を追いかけてきた。同じ頃、中国人留学生のソンが忙しいシモンの母、人形劇師のスザンヌに変わってシモンの面倒をみるためにやってきた。シモンを学校に迎えに行ったソンはラモリスの『赤い風船』の舞台となった町並みの中、『赤い風船』の話を聞かせながら家路に着く。シモンの母、スザンヌは夫との別居や居候の友人とのいざこざで情緒不安定になっていた。そんなある日、置きっぱなしになっていたピアノの音合わせにソンが盲目の調律師を連れてくる。孤独に打ちひしがれている母に寄り添い静かに見守るシモン。不協和音だったピアノはやがて彼女を癒そうとするように美しい音色を奏でていく。後日、シモンはオルセー美術館でヴァロットンの油彩「ボール」をみる。ふと天井を見上げると、天窓の向こうには赤い風船が青空にふわふわと浮かんでいた。

CAST

  • ジュリエット・ビノシュ
  • イポリット・ジラルド
  • シモン・イテアニュ
  • ソン・ファン
  • ルイーズ・マルゴラン

STAFF

  • 監督: ホウ・シャオシェン
  • 脚本: ホウ・シャオシェン/フランソワ・マルゴラン
  • 撮影: マーク・リー・ピン・ビン
  • 録音: チュ・シー・ユイ
  • 美術: ポール・フェイヤール
  • 製作: フランソワ・マルゴラン/クリスティーナ・ラーセン

製作年:2007年/製作国:フランス